もっと輝く人生のために。美と健康のトータルサポート腸活・ボディケアサロン
17.09.06
私たちが当たり前に口にしているお味噌やお醤油。
一体いつ頃から食べるようになったのでしょうか?
味噌やお醤油の原型とも言われるものは、古代、律令制によって設置された『醤院(しょういん)』という国の部署で管理されていた『醤(ひしお)』です。
この頃の調味料は酒、塩、お酢、醤ぐらいしかなく、調理法も、蒸す、茹でる、焼くか。
しかしこのような食事を口にできるのは公家の方々だけでした。その中でも酒や醤は貴重だったので、身分の高い方々のみの特別なもの。
庶民は塩漬けや干して保存性をあげた食材が中心で、調理というほどのことはほとんど行われていなかったようです。
禅宗の精進料理が伝わり、一般社会に広がったのが鎌倉時代。これが現在の和食のもととなっています。
中国で修行をする僧が精進料理も習得し、お寺で食されるようになった後、大豆の栽培が広まるとともに一般にも豆腐や醤油、味噌などを使った調理法が浸透していきました。
歴史を知ると、もっと身近で、美味しく感じらる気がしませんか?
どんな食材も、ただ食べるだけでなく、幸せを感じながら口にすると、きっと今以上に私たちを助けてくれると思いますよ!